今月のお知らせ

2月 février (2018)

                           Février (2018)


Février
Bourgeons duveteux
qu’on voit sur les saules, au long des rivières,
mais pas encore l’élan des tendres feuilles
Février n’est plus tout à fait l’hiver
mais pas encore le printemps_
Et le deuxième jour de ce mois
"C’est la célébration de la Lumière"
nous dit la Liturgie_
Marie s’avance,
elle tient son enfant dans ses bras
elle le tourne vers nous
comme une flamme qui réchauffe,
qui réjouit et qui éclaire
Jésus, plus fort que nos misères
Jésus, Lumière en nos obscurités !
en ce tout petit : Dieu !
Celui qui est, qui était et qui vient
vivant chez nous
Il est là, chaque jour, avec nous.
"Voici que je viens faire un monde nouveau,
il apparait déjà, ne le voyez-vous pas ?"
nous dit-il.             (Isaïe 43 : 19) 

                (Sœur Marie- Hélène)

 

                           二月( 2018年)

二月
川に沿う柳の木々に
綿毛で覆われた芽が見られる
しかしまだ柔らかな葉は萌え出ていない
二月はもはや全くの冬だとは言えない
しかしまだ春ではない_
そしてこの月の2日は
"光を祝うミサ"
と典礼では言う_
マリアは進み出る
両腕に子供を抱いて
そしてその子を我々に向かって差し出す
我々を温め、
喜ばせ、そして照らす炎のように
イエス、我々の惨めさより強い
イエス、我々の闇の中の光!
このいとも小さい子供として:神
今も過去も未来も存在する方は
我々の内に生きていて
常に我々と、ともにおられる
"見よ、新しいことを私は行う。今やそれは芽生えている。
お前達はそれを悟らないのか?" と主は言われる 。
                                                                        (イザヤ 書43章19節)

      (シスター マリー・エレーヌ)

復活祭までの日程 
リンク先のPDFファイルをダウンロードして下さい。

Calendrier jusqu’aux Pâques
Je vous prie de télécharger le fichier PDF suivant.

 

 アジアにおける和解と平和 
La Paix et la Réconciliation en Asie

日時 2月7日(水)午後6時から センターにて Date : Le mercredi 7 février à 18 h, au Centre.
フランス・ベルギーに在住する韓国、中国、日本の修道者、神父、神学生および一般人を中心とした、アジアにおける和解と平和のグループが定期的に集まっています。次回は 2月7日(水)午後六時から、会場はパリ日本人カトリックセンター(Centre catholique des Japonais 4 Bld Edgar Quinet 75014 Paris)です。参加を希望される方は湯沢慎太郎までご連絡ください。
 Un groupe pour la réconciliation et la paix en Asie s’est constitué autour des religieux(ses), des prêtres, des séminaristes et laïcs de Corée, de Chine et du Japon. La prochaine réunion aura lieu le mercredi 7 février à 18h, au Centre Catholique Japonais de Paris, 4 Bld Edgar Quinet 75014 Paris. Si vous souhaitez y participer cette fois-ci, merci de contacter Shintaro YUZAWA .

二月の日程 Calendrier de février

2月11日(日)
Dimanche 11 février 

センターにて上映会 「KAROL カロル―教皇になった男」 午後2時より
Projection du film « Karol : L'homme qui devint Pape » à 14h au Centre

2月14日(水)
Mercredi 14 février 

灰の水曜日Mercredi des Cendres
四旬節が始まります。各自、自分の小教区で灰の式に与って下さい。大斎・小斎 です。
Mercredi des cendres : Chacun se rendra dans sa paroisse pour recevoir les cendres.

2月17日(土)
Samedi 17 février

洗礼志願式 Appel décisif
ノートルダム司教座聖堂にて (午後3時より)
待ち合わせ場所はシャルルマーニュの銅像の下に、午後1時15分です
Appel décisif à Notre Dame de Paris à 15h (rdv à 13h15 sous la statue de Charlemagne)

2月18日(日)
Dimanche 18 février

センターにて上映会 「この世界の片隅に」 午後4時より
Projection du film « Dans un recoin du monde » à 16h au Centre.

2月25日(日)
Dimanche 25 février

センターにて上映会 「マタイによる福音」午後2時より
Projection du film « Evangile selon Saint Matthieu » à 14h au Centre

   【大斎】 1日に1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事をとることができ、満18歳以上満60歳未満の信者が守ります。
  【小斎】  肉類を食べないことですが、各自の判断で償いの他の形式、とくに愛徳のわざ、信心業、節制のわざの実行をもって代えることができ、満14歳以上の信者が守ります。
(大斎も小斎も、病気や妊娠などの理由がある人は免除されます)

3月の予定 Calendrier de mars

3月4日(日)
Dimanche 4 mars

洗礼志願者のための清めと照らしの典礼 第一回
午後3時より センターにて
1er Scrutin pour les catéchumènes. A 15h au Centre.

3月10日(土)
Samedi 10 mars

東日本大震災被災者支援 チャリティーコンサート
パリ外国宣教会聖堂にて 午後3時より
Concert de charité pour les sinistrés du cataclysme de l’Est du Japon
Chapelle des Missions Etrangères de Paris à 15h

ピアノソロ 手塚基 / デュオ  長谷川彩 (ヴァイオリン)、檜山香織(ピアノ)
à la Chapelle des Missions Étrangères de Paris (128 rue du Bac 75007 Paris).
Piano : Motoï Tezuka / Duo : Aya Hasegawa (violon) ; Kaori Hiyama (piano) 

 

Œuvres de J.S. Bach, W.A. Mozart, F. Chopin, C. Debussy, S. Prokofiev

Entrée gratuite 入場無料

 

3月11日(日)
Dimanche 11 mars

洗礼志願者のための清めと照らしの典礼 第二回
午前11時15分からのミサにおいて Saint Pierre du Gros Caillou教会にて
2ème Scrutin : A la messe de 11h15 à l’Église Saint Pierre du Gros Caillou

3月18日(日)
Dimanche 18 mars

洗礼志願者のための清めと照らしの典礼 第三回
午後7時からのミサにおいて Saint Pierre du Gros Caillou教会にて
3ème Scrutin : A la messe de 19h à l’Église Saint Pierre du Gros Caillou

 

 


       聖なる三日間と復活祭 Triduum Pascal et Pâques

3月25日(日)
Dimanche 25 mars

枝の主日 Dimanche des Rameaux
聖週間が始まります。各自、自分の小教区で祭儀に与って下さい。

3月29日(木)
Jeudi 29 mars

聖木曜日 Jeudi Saint
主の晩餐(ばんさん)の夕べのミサ午後6時から時からEglise Saint Gervaisにて
Jeudi Saint :  Célébration de la Cène du Seigneur à 18h à l’Eglise Saint Gervais

3月30日(金)
Vendredi 30 mars

聖金曜日 Vendredi Saint
十字架の道行 12時半から  l’Église Saint-Louis en l’Îleより出発
主の受難の祭儀 午後6時から時からÉglise Saint Gervaisにて 大斎小斎です。
Chemin de Croix, au départ de l’église Saint-Louis en l’Île à 12h30.  Célébration de la Croix et office de communion à 18h à l’Eglise Saint Gervais

3月31日(土)
Samedi 31 Mars

復活徹夜祭
センターにて 午後9時より ハルゲンデギ神父司式
須貝さんと浜田さんが入信の秘跡を受けます
Vigile pascale
Au Centre, à partir de 21h.  Célébrée par le Père Harguindéguy.
Mr Sugaï et Mr Hamada recevront les sacrements de l’initiation chrétienne.

4月1日(日)
Dimanche 1 Avril

復活の主日
センターにて 午前10時半より ハルゲンデギ神父司式
ミサの後、受洗者のお祝いの乾杯をします
Dimanche de Pâques
Messe en japonais célébrée au Centre par le Père Harguindéguy à 10h30 au Centre.
Verre d’amitié après la messe pour fêter nos nouveaux baptisés

4月8日(日)

白衣の主日  Dimanche in albis


聖体礼拝の感想

聖体礼拝の感想

2017年10月25日に慎太郎さん佐智子さんご夫妻、浜田さん、オードさん、理矢子さん、ホセさん、奧野さんと一緒に聖体礼拝に参加させていただきました。 センターにみんなで集合し地下鉄にて移動しました。移動の最中もイエズス会の発祥の地を通り、その際、慎太郎さんから説明を受け大変勉強になりました。 現地に到着するとロープウェイを使ってサクレクールの頂上まで移動します。これですと簡単に頂上まで上がることができご高齢の方やお子さんなどにも安心して今後参加していただけるような気がしました。 宿泊の手続きも慎太郎さんや理矢子さんなど慣れた方達のおかげでスムーズに完了しシスターから簡単な講義のようなものが始まりました。フランス人の少女達のグループと一緒に講義を聞きましたが難しい内容の講義を真剣に聞く少女達の姿も素晴らしく、私は後から慎太郎さんに詳しく説明していただきましたが、大変興味深い内容のお話をされており、この国のキリスト教の教育の水準の高さに驚きました。
その講義が終わると大聖堂にて22時からのおミサに与かりました。そしておミサが終わってから約一時間、慎太郎さん佐智子さん、浜田さんらとご一緒させていただき聖体礼拝をさせていただきました。真夜中の静まった教会の中での時間はまるでイエス様が優しく包んで下さるようなひとときでした。自然と心が開かれてイエス様とじっくりと会話する、そんな時間を持てました。普段たくさんの人の中でお祈りするのとはまた違った貴重な体験ができたように思います。
聖体礼拝の後は各自部屋に戻って休みました。他の参加者の方は真夜中や早朝にお祈りされていた方もいて各自が好きな時にイエス様と一緒に時間を過ごすことができ他のではないかと思います。 翌朝7時から朝の御ミサにあずかり、参加した全員と近くのカフェで朝食を取りました。このような貴重な体験をさせていただき、センターの皆様に心より感謝申し上げます。
川岸紀恵

アンジュ―の聖十字架への巡礼
Pèlerinage à La Croix d’Anjou

光にみちた巡礼

2017年5月6日の朝、パリ日本人カトリックセンターの有志はパリ・モンパルナス駅よりTGV numéro 8813 にて、聖十字架への巡礼の途につきました。ご多聞に漏れず列車は遅れて出発しましたが、私は久しぶりのTGVに胸を躍らせ、窓外の景色に旅情を誘われました。連休のせいで満席の列車は無事にAngers Sr.Loireに着き、駅前から乗合バスに乗り、目的地のBaugé en Anjou のお城の広場に到着。そこにSr.Fabienneの笑顔の歓迎を受け、町の中央を通って、この巡礼の宿舎Communauté des Filles du Cœur de Marie(マリアの聖心の修道会)に案内されました。大きくて美しい建物の各々の部屋-清潔で行き届いた心遣いのある-に旅装をとき、揃ってLe Bon Roi René の築いた古城の見学に出掛ける。その後、1643年にAnne de la Girouardièreが創立したHospiceの古い薬局。17世紀の薬と陶器の壺の説明を聞き乍ら見学し、当時の再現された病室を見学する。夕方にはエムリック神父様とミサ待者のコロンタン君、須貝夫妻も加わり、総勢15人は食堂についてテーブルの上の赤い花の描かれた小石とBienvenue!とBon Appétit!のカードを見つけて感激の声をあげました。これはSr.Fabienne が自ら描かれた由。神父様の優しいご配慮のお蔭で家族のような暖かいおもてなしを受け、幸せでした。食後、サロンに修道女13人と私達が集い、総長Sr.Moniqueからビデオを拝見し乍ら聖十字架と修道院創立の歴史を伺う。シスターズ各々が経歴や仕事の内容の自己紹介をなさり、私達もフランス語で自己紹介-予期せぬ事に戸惑う。町は静かで旅の夜を安眠する。
5月7日(日)は、修道院の礼拝堂の一隅にてシスターズと車椅子の身障者達、町の人達の集うごミサに与る。エムリック神父様の凛々とした日本語の司式。私達の日本語の朗読と聖歌に真摯に与る人々の姿に思わず感激の涙が頬を伝わりました。何と心に響くミサであったことか。その後巡礼の目的の聖十字架への表敬の口づけ。この巡礼のハイライト!光に満ちた清々しい経験。
アペリティフをいただき乍らシスターズとの親睦を深めました。午後は近くの古い教会を訪問。この夜はフランス大統領選挙の結果が出て、Emmanuel MACRON氏が史上初の弱冠39才の大統領となる。喝采!
5月8日(月)は早朝、シスターズの歌の祈りに参加して、清らかな歌声に心洗われ、つづいてミサに与りました。この三日間は、光に満ちた、輝かしい日々であり、シスターズと参加者の方々との心の交流に充ちていました。お庭で記念撮影をして、Angersへ。TGVで無事にパリ着。神に感謝して旅を終える。その後も何かふんわりとしたものに包まれているようでした。


*聖十字架La Vrai Croix d’Anjou-Baugé
AD327-328年頃 Sainte Hélène がゴルゴタの丘で三つの十字架を見つけ、その一つが病人を活かす奇跡を起こしたので、キリストの真の十字架と確信され、紆余曲折を経て現在に至る。この十字架の二つの各面に金のキリスト像、その上に各々、鳩と子羊の飾りをつけ、十字架の五ヶ所の木の先には真珠と堅玉で飾られている。真の十字架の価値としては、フランスではパリのSte Chapelle(最初はSte Chapelle の二階の正面のステンド・グラスの前に安置されていたが革命の時にパリのノートルダム大聖堂へ移され、爾来、そこに安置されて毎月、初金曜日の午後に公示される) の次に当たり、世界のキリスト教圏では11番目に位置する。1790年9月3日、Hospice des incurable の創立者、Anne de la Girouardière がご加護を祈り、これを買い求めチャペルに安置した。以後巡礼が絶えない。

*Communauté des Filles du Cœur de Marie de Baugé(マリアの聖心の修道会)
この修道会はAnne de la Girouardière(1740-1827)によって創立される。修道会は大きい建物にチャペルを有し、Rue de la Girouardière を挟んだ別棟に立派なMaisonがあり、百人の女性障害者と六十人の老人を収容し、奉仕を続けている。BaugéはMaine et Loire 地方の温暖な土地であり、近くに大きな森を控えて、環境は素晴らしい。巡礼者は一泊三食つきで約 33ユーロで宿泊できる。                     (牧はる子)

ルルド巡礼の感想

 パリ日本人カトリックセンターは4月3日から6日、ルルド巡礼を企画し、10名の巡礼者のグループが参加しました。初めてルルドを訪れた学生の井上佳苗さんが感想文を書いてくれました。

ルルド

ルルドの泉にて

ルルドに向かう列車の窓の外を眺めながら、幼いころ聖心女子学院で聞いた奇跡の泉の物語を思い返していました。まだ小さかった私は、どこか遠い国のおとぎ話のように聞いたのを覚えています。昨年の夏、日本のビデオショップで偶然見つけたルルドを舞台にしたフランス映画を見てから、そのおとぎ話が急に現実のものに感じられ、私もルルドに行ってみたいと密かに願うようになっていました。フランスに来て数ヶ月後、これまた偶然、パリ日本人カトリックセンターのサイトを見つけ、そこでルルド巡礼の募集を目にし、行くしかないと直感しました。こんなにも早く叶うとは、嬉しい反面、まだ心の準備ができていない自分もいました。

ルルドに着くとまず感じたのは燦々と輝く太陽でした。山の中にあるため、雨がよく降ると聞いていましたが、滞在中は天気に恵まれ、ルルドの町とマリア様に迎え入れられたようでした。

ルルドの町は他の多くの巡礼地と同様に、商業化されていました。町にはたくさんのおみやげ屋さんやホテルが並び、ルルドを題材にした映画だけを扱う映画館さえありました。それでも周りを囲むピレネーの山々や広々とした空を見ると、ベルナデッタが生きていた時代を思い起こすことができました。彼女は自然の中ですくすくと育ったに違いありません。一方で、4月にも関わらず手袋とマフラーが必要なほど寒く、ベルナデッタ一家は身を寄せ合ってその貧しさと寒さを耐えている様子も想像されました。滞在3日目には、ベルナデッタ一家が破産し、住む家を失った後移り住んだ“カショ”と呼ばれる小さな家を訪れました。ベルナデッタが住む以前は牢獄として使われていましたが、換気や衛生上悪いとして、廃止になった場所だそうです。そんな場所に住んでいた少女。聖母が現れた当時、彼女は読み書きもできず、三位一体の原理も知らず、初聖体さえ受けていなかったそうです。なぜ彼女に聖母はご出現なさったのか。この問いは彼女に会う人だけでなく、彼女自身も何度も自分に問いかけたことでしょう。ベルナデッタは若くして亡くなりますが、晩年このように言っています。「聖母が私に現れたのは、私がこの世で最も貧しく、最も無知な者だったからです。」この言葉からは逆に彼女の賢さや謙遜さが伝わってきます。彼女の育ったルルドの町、そして小さな家を目にする
ことで、聖女ベルナデッタの心を少しだけ垣間見れました。

さて、ルルドといえばやはり泉です。多くの病人を治癒してきたという泉。私自身、体があまり強くなく、ルルドはまた一層特別な場所でした。4月とはいえ気温が低く、冷水に入るのには勇気がいりましたが、どうしても泉の水に入りたいと思い、聖母がご出現なさった洞窟の奥で沐浴をしました。沐浴の前、十字架を切りマリア様の祈りを唱えます。祈りを唱えた後、心の中で私を治してくださいとお願いしました。そして一気に水の中に。あまりの冷たさに、思わず声が出てしまい、心臓が止まるのではないかと思うほどでした。水の中で聖母マリアと聖女ベルナデッタにゆっくりと祈りを唱えます。沐浴を終えた後、冷たさの衝撃でぼーっとしながら、水に入った時に出たううぅっという低い声はなんだったんだろうと考えていました。普段聞いている自分の声とはまた違った低い声。あれはひょっとすると私の中にあった悪いものが水に清められて出て行く声だったのかなと、ふと思いました。泉の水に浸かった後は、心持ちか自分の体も気持ちも軽くなったような気がしました。

滞在中はプロセッションと呼ばれるろうそく行列に毎晩参加しました。フランス語や英語、スペイン語など数カ国語で行われる、洞窟に現れた聖母マリアへの熱い祈り。言葉は違っても、同じマリア様への祈りを唱えていると思うだけで、ここにいる人たちと一つになれた気がしました。100年以上前、一人の少女を通して起きた不思議な出来事。マリア様は彼女を通して何を私たちに伝えたかったのでしょうか。幼い頃聞いた奇跡の泉の物語はもうおとぎ話ではなくなっていました。
(2017年4月21日 井上佳苗)

 



平和を実現する人は幸い ~ 戦後70年司教団メッセージ (抜粋)
Heureux ceux qui réalisent la Paix
– Message de la conférence épiscopale japonaise pour le 70ème anniversaire de la fin de la guerre (extrait) -
 日本カトリック司教団は、特別に平和のために働く使命を自覚しています。それは何らかの政治的イデオロギーに基づく姿勢ではありません。わたしたちは政治の問題としてではなく、人間の問題として、平和を訴え続けます。この使命の自覚は、もちろん日本が広島、長崎で核兵器の惨禍を経験したことにもよりますが、それだけではなく戦前・戦中に日本の教会がとった姿勢に対する深い反省から生まれてきたものでもあります。
1986年9月26日、東京で開催されたアジア司教協議会連盟総会のミサにおいて、白柳誠一東京大司教(当時)は次のように述べました。
「わたしたち日本の司教は、日本人としても、日本の教会の一員としても、日本が第二次世界大戦中にもたらした悲劇について、神とアジア・太平洋地域の兄弟たちにゆるしを願うものであります。わたしたちは、この戦争に関わったものとして、アジア・太平洋地域の2千万を越える人々の死に責任をもっています。さらに、この地域の人々の生活や文化などの上に今も痛々しい傷を残していることについて深く反省します」。
 これは一個人としてのことばではなく、司教協議会会長として司教団の総意を代表して述べたことばでした。さらに日本司教団は戦後50年と60年にあたっての平和メッセージの中で、戦前・戦中の教会の戦争責任を反省し、その上に立って平和への決意を表明しています。
                                              2015年2月25日 日本カトリック司教団


 

 

東日本大震災被災者のための祈りⅡ

父である神よ、
すべての人に限りないいつくしみを注いでくださるあなたに、
希望と信頼をこめて祈ります。
東日本大震災によって今もなお苦しい生活を送り、
原発事故によって不安な日々を過ごす人々の心を照らし、
希望を失うことがないよう支えてください。
また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。
すべての人の苦しみを担われたキリストがいつもともにいてくださることを、
わたしたちがあかしできますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

(2014年2月18日 日本カトリック司教協議会認可)

 

 


 

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