主の昇天

マタイによる福音 28・16〜20
2005年5月18日


「出会い」

今日は主の昇天の祝日です。
昇天とは父のところから来て、また父のところに帰ることを言います。
イエス様が全ての任務を終えて昇天されたということは、父の栄光の座に戻られたことを意味しています。そして、主はその栄光の道を私たちにも開いてくださったので、今日は希望と喜びに一日なのです。

ある田舎町に教師をしている夫婦が住んでいました。
ところが夫は外国に留学に行くことになりました。妻は夫が遠く離れてしまうことを思うと、不安がどんどん大きくなりました。その時、夫は自分が先に行って、居場所が用意できたら、妻を連れに来ると言いました。二年が過ぎました。耐えて待つ甲斐があって、妻も夫がいるところに留学することになり、共に勉強を終えて、故郷に帰ってきました。
昇天とは、まさにこのような出会いのことです。

主がいらっしゃらない世の中は不安で恐ろしいところです。
不安がっている弟子たちを天使が慰めます。
「イエスは、天に行かれるのをあなた方が見たのと同じ有様で、またおいでになる。」

主は、私たちが辛くて困難な状況にある時、不安で悲しい時、またおいでになります。
主は、私たちが失敗と絶望のうちにある時、おいでになります。
私たちの日々の生活の中でイエス様を体験すること、これがまさに昇天であり、これこそが今日一日を主の昇天の祝日として過ごす意味なのです。

アーメン

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